縄文、弥生、古墳、飛鳥、奈良時代の謎。神社、遺跡、古地に足を運び、忘れられた記憶、隠された暗号を探ります。近ごろは、古いサイノカミ・アラハバキ信仰の視点で(横断的に)探ることも多くなりました
歴史や民俗に関係するならアカデミックなことからサブカルチャーまでなんでも語ります。キーワードは「想像力」です。単に知る楽しさだけでなく、いろいろなことを考えていく楽しさを共有できたらうれしいと思います。
縄文,弥生,古墳,奈良,平安,鎌倉,室町,江戸時代の複合遺跡 山王前遺跡 (静岡県島田市大草字山王前)
静岡県島田市大草(おおくさ)の山王前遺跡(さんのうまえいせき)は、大津谷川(おおつやがわ)と尾川(おがわ)の合流地点北側に位置する山王丘陵上と東側の裾部(南北約100m・東西約70mの範囲)に広がっています。縄文、弥生、古墳、奈良、平安、鎌倉、室町、江戸時代の複合遺跡で
六角形の石柱に刻まれた6体の地蔵 市指定文化財 中里六地蔵 (静岡県牧之原市(旧榛原郡榛原町)坂部4467)
静岡県牧之原市(旧榛原郡榛原町)坂部(さかべ)の市指定文化財 中里六地蔵は、曹洞宗 昌嶽山 久翁寺(しょうがくさん きゅうおうじ)の入口へ江戸時代以前に建立されました。一石六地蔵(いっせきろくじぞう)の一種で、六角形の石柱の各面に地蔵が刻まれています。市指定文化財
縄文時代晩期の遮光器土偶が出土 縄文時代早期~弥生時代初頭 上長尾遺跡 (静岡県榛原郡川根本町上長尾1000 川根本町立中央小学校)
静岡県榛原郡川根本町(旧榛原郡中川根町)上長尾(はいばらぐん かわねほんちょう かみながお)の上長尾遺跡(かみながおいせき)は、大井川中流域の一番低い河岸段丘(大井川から10m程の高さ)に位置する、縄文時代早期から弥生時代初頭の遺跡です。昭和27年(1952年)、島田高等
いつもご訪問ありがとうございます。よろしければポチっとお願いします(^)o(^)#九州王朝説(きゅうしゅうおうちょうせつ)は、7世紀末まで九州に日本を代表する王朝があり、太宰府(だざいふ)がその首都であったとする説である(wiki「九州王朝説」より)。戦前から学者の間でも主張されていましたが、古田武彦「失われた九州王朝」(朝日文庫1993)が大人気となり、学者・アマチュアによってこれに派生する様々な仮説が登場しました。しかし、学会で論争となり、安本美典「虚妄の九州王朝」(梓書院1995)などによって九州王朝説が批判され、現在では古田氏の説を継承する「古田史学の会」などで研究活動が続けられています。この会の事務局長正木裕氏が以下の動画で文献や考古学資料をもとに「倭の五王」が北部九州の大王と主張されていました...「倭の五王」は九州王朝の大王ではなかった!(;^ω^)
稲荷山古墳(埼玉古墳群2)(リニューアル版)(行田市)(埼玉県)Inariyama Tumulus,Saitama Pref.
国宝、金錯銘鉄剣の出土状況がよくわかる後円部の整備! 文字資料としては最古(471年らしい)といわれる115字が刻まれた金錯銘鉄剣が、どのような状態で、どこから出土したのか気になる人には、よくできた墳丘の整備状況です。以前は、こんなにわかりやすくありませんでし
鵜坂神社社伝によれば、崇神天皇の御代、北陸道将軍・大彦命の勧請によって創建 白雉2年(651)に社殿を再建 称徳天皇の御代、行基が勅を奉じて二十四堂伽藍を建…
【春日大社】あおによし!色鮮やか。ザ奈良の景色【みかさの御山】
春日大社の御本殿の特別参拝。特別といってもお参りの際社務所で700円を奉納すればどなたでも参拝できます。12月の青空に朱色が映えてまさにザ奈良!あおによしの景色を楽しんできました #春日灯籠 #御蓋山浮雲峰遥拝所 #みかさ 目次 春日大社 あおによし! 御蓋山浮雲峰遥拝所 風神さん・雷神さん 回廊の春日灯籠 お参りの後は御蓋(みかさ) 本文 春日大社 春日大社の御本殿を特別参拝してきました(700円) 2年前のお盆時期の中元万燈籠(ちゅうげんまんとうろう)以来です。 春日大社 御本殿回廊と南門 あおによし! 青丹よし…本来は鮮やかな青い銅色の格子と、朱色のと建物の色合いを愛でた言葉なのですが、…
東京都の未訪問の古墳の1つの堤方権現台古墳を訪れた。 池上永寿院万両塚 芳心院墓所 芳心院墓所 万両塚に埋葬されている「芳心院殿妙英日春大姉」は、 徳川家康と側室お万の方の孫にあたり、紀州徳川家初代藩主頼宣の娘、鳥取池田家初代藩主池田光仲の正室です。 宝塔背面の銘文には、芳心院の家系・人となり・信仰の深さと「逆修七分全得」(生前に墓をつくるなどの善行を積めば、七の功徳全てを得ることができる)のために生前に建てた自分のお墓であったことが記されています。 宝塔内部からは、法華経巻子本八巻と火葬骨の収められた青銅製の骨蔵器が発見されました。自身の法華経信仰を三百年後の私たちに伝えてくれる貴重なお墓で…
邪馬台国をはじめとした日本古代史の謎を、神話・史書・遺跡・各地伝承などから、科学的かつ体系的に解き明かしていきます。
奈良県高市郡明日香村平田高松塚古墳(たかまつづかこふん)は、横穴式石室に描かれた極彩色の壁画が有名な円墳です。二段に築造された墳丘は、下段の径23m 上段の径18mの規模 石室が見つからなければ今でも飛鳥ののどかな風景にひっそりと溶け込んでいたことでしょう。2005年の発掘調査によって藤原京の時代(694年~710年ころ)に築造されたことが分かっています。壁画は国宝、古墳域全体は国の特別史跡に指定されており、壁...
池上本門寺を再訪。 日樹聖人の五輪塔 大田区文化財 日樹聖人の五輪塔(にちじゅしょうにんのごりんとう) この塔は本門寺山内最大の五輪石塔で、総高約4メートル、戦災による破損がいちじるしく、造立年記銘は見えないが、上から三段目の火輪斜面に「日樹(花押)」の署名が刻まれている。 したがって、本塔は、日樹が不受不施事件で信州に流される寛永7年(1630)より前の造立である。 しかも、地輪をはじめ、塔の全面に数百名の奉加者の名を刻みつけてあることは、日樹とその信者層、ひいては江戸初期の池上本門寺外護者の実態と、不受不施史研究上、極めて有力な資料である。 昭和49年2月2日指定 大田区教育委員会 前田利…
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